STORY

ある日突然、
絶体絶命の状況下で迫られた究極の選択――
23歳の青年の決断が、
20世紀の芸術史を変えた

1961年。ルドルフ・ヌレエフはキーロフ・バレエ(現マリインスキーバレエ)の一員として、パリ公演のために生まれて初めて祖国ソ連を出た。傲慢・我儘・反逆児と評される一方で、踊りへの情熱は誰よりも強いルドルフは、異国で得られるものすべてを吸収しようとするが、その行動はKGBに監視され、政府の圧力は強まるばかりだった。 6月16日、次の公演地へ向かおうとするルドルフは、突然帰国を命じられる。それは、収容所に連行され、踊りを続けることすらままならない未来を暗示していた。団員たちが旅立ち、KGBと共に空港に残されたルドルフが、不安と恐怖に襲われる中くだした決断とは一。

5月10日(金)TOHOシネマズ シャンテ、
シネクイント、新宿武蔵野館ほか全国ロードショー

出演:オレグ・イヴェンコ、アデル・エグザルホプロス、セルゲイ・ポルーニン、ラファエル・ペルソナ、ルイス・ホフマン、チュルパン・ハマートヴァ、レイフ・ファインズ
監督:レイフ・ファインズ
製作:ガブリエル・ターナ、フランソワ・イベルネル、アンドリュー・レヴィタス、キャロリン・マークス=ブラックウッド、レイフ・ファインズ/脚本:デヴィッド・ヘアー/美術:アン・セイベル/衣装:マデリーン・フォンテーヌ
2018/イギリス=ロシア=フランス/ロシア語・英語・フランス語/127分/ビスタ/カラー・モノクロ/5.1ch/字幕翻訳:佐藤恵子 配給:キノフィルムズ/木下グループ