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監督:レイフ・ファインズ

1962年、イングランド.サフオーク州生まれ。王立演劇学校で学び、88年にロイヤル・シェイクスピア・カンパニーに参加。92年、『嵐が丘』のヒースクリフ役で映画主演デビューを果たす。翌年、『シンドラーのリスト』(93)のSS将校役が大きく注目され、英国アカデミー賞助演男優賞を受賞。96年の『イングリッシュ・ペイシェント』で英米のアカデミー賞主演男優賞にノミネートされる。優れた作品に数多く出演し、『グランド・プダペスト・ホテル』(14)で再び英国アカデミー賞とゴールデングロープ賞の主演男優賞にノミネートされた。また、『ハリー・ポッター』シリーズのヴォルデモート卿役や『007 スカイフォール』(12)と『007 スペクター』(15)のM役など大作シリーズの個性的なキャラクターでも人気を博す。映画監督としては、シェイクスピア悲劇『コリオレイナス』を現代に置き換えた『英雄の証明』(11)でデビュー。13年、文豪チャールズ・ディケンズとその愛人の秘密の恋を描いた『エレン・ターナン-ディケンズに愛された女~』で2度目の監督に挑戦。ここでもディケンズ役を演じ、監督兼主演を務めた。本作は監督第3作となる。

プロデューサー:ガブリエル・ターナ

ロンドンとニューヨークを拠点とする映画・テレビ制作会社マグノリア・メイ・フィルムズアを1996年に設立。同社にてレイフ・ファインズ監督の前2作『英雄の照明』(11)、『エレン・ターナン~ディケンズに愛された女』(13)のほか『ある侯爵夫人の生涯』(08)、英国アカデミー賞脚本賞を受賞した『あなたを抱きしめる日まで』(13)、セルゲイ・ポルーニンのドキュメンタリー、『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』(16)、ポール・ラッドとスティーヴ・クーガン主演のコメディ『Ideal Home』(原題/18)などをプロデュース。

脚本:デヴィット・ヘアー

イギリス出身の劇作家、映画監督、脚本家。監督・脚本作品『ウェザビー』(85)でベルリン国際映画祭金熊賞を受賞。脚本を手がけた主な映画に『ダメージ』(92)、『めぐりあう時間たち』(02)、『愛を読むひと』(08)、『否定と肯定』(16)などがある。劇作家としても30本を超える戯曲を発表しており、1998年には演劇界への功績に対してイギリス政府からナイトの称号を与えられた。なお、レイフ・ファインズは『愛を読むひと』、ヘアが翻案した『棟梁ソルネス』の舞台などに出演している。

5月10日(金)TOHOシネマズ シャンテ、
シネクイント、新宿武蔵野館ほか全国ロードショー

出演:オレグ・イヴェンコ、アデル・エグザルホプロス、セルゲイ・ポルーニン、ラファエル・ペルソナ、ルイス・ホフマン、チュルパン・ハマートヴァ、レイフ・ファインズ
監督:レイフ・ファインズ
製作:ガブリエル・ターナ、フランソワ・イベルネル、アンドリュー・レヴィタス、キャロリン・マークス=ブラックウッド、レイフ・ファインズ/脚本:デヴィッド・ヘアー/美術:アン・セイベル/衣装:マデリーン・フォンテーヌ
2018/イギリス=ロシア=フランス/ロシア語・英語・フランス語/127分/ビスタ/カラー・モノクロ/5.1ch/字幕翻訳:佐藤恵子 配給:キノフィルムズ/木下グループ